• 本

歴史のなかの朝鮮籍

出版社名 以文社
出版年月 2022年1月
ISBNコード 978-4-7531-0368-3
4-7531-0368-4
税込価格 5,060円
頁数・縦 500P 20cm

商品内容

要旨

国籍か、出身地か―。在日朝鮮人史、外国人登録と出入国管理制度の戦後史、国籍をめぐる日朝関係史から読み解く、「分断状況」を生きる尊厳としての「朝鮮籍」。

目次

序章 朝鮮籍をめぐる問い
第1章 朝鮮籍の誕生―「地域籍」から「出身地」へ
第2章 南北分断の傷痕―韓国籍の登場
第3章 戦時下の「国籍選択の自由」―朝鮮戦争と国籍問題
第4章 国籍に刻まれた戦争―いかにして朝鮮籍は継続したか
第5章 同床異夢の「朝鮮国籍」―停戦から帰国事業へ
第6章 日韓条約体制と朝鮮国籍書換運動
補章 再入国許可制度と在日朝鮮人
終章 朝鮮籍という錨

著者紹介

鄭 栄桓 (チョン ヨンファン)  
明治学院大学教養教育センター教授(歴史学)。1980年、千葉県に生まれる。明治学院大学法学部卒、一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了(社会学博士)。立命館大学コリア研究センター専任研究員、明治学院大学教養教育センター専任講師、准教授を経て現職。専門は朝鮮近現代史・在日朝鮮人史。著書に『朝鮮独立への隘路 在日朝鮮人の解放五年史』(法政大学出版局、2013年、第13回林鍾國賞受賞(朝鮮語版))等がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)