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新構造経済学

出版社名 御茶の水書房
出版年月 2023年3月
ISBNコード 978-4-275-02170-0
4-275-02170-3
税込価格 6,600円
頁数・縦 462P 23cm

商品内容

目次

序論
第1章 新構造経済学:開発問題を再考するための理論枠
第2章 「ワシントン・コンセンサス」の再検討
第3章 成長の報告書と新構造経済学
第4章 成長識別と促進/助成―動的構造変化における政府の役割
第5章 成長識別と促進/助成フレームワークの応用―ナイジェリアの事例
第6章 産業政策と中所得国における経済発展
第7章 制度変遷に関する一つの経済学理論―誘致性と強制性の変遷
第8章 金融構造と経済成長
第9章 開発戦略と制度、経済パフォーマンス
結語 発展途上国における産業黄金時代への道

著者紹介

林 毅夫 (リン イーフー)  
北京大学の新構造経済研究所所長、北京大学南南協力開発研究所所長、北京大学国家発展研究院の教授兼名誉院長。1994年より、北京大学中国経済研究所(現在の北京大学国家発展研究所)を設立し、所長を務めた。2008年には、世界銀行のチーフエコノミスト兼開発経済担当の上級副総裁に任命された(開発途上国出身として初)。2012年に世界銀行での任期が満了し、北京大学にて教育と研究を継続し現在に至る。シカゴ大学で経済学の博士号を取得し、イギリス学士院の客員フェローと開発途上国科学アカデミー(WASET)のフェローに任命された。米国、英国、フランス、ベルギー、カナダ、香港、マカオ等10の大学より、名誉博士号を授与される。20冊以上の著作(中国語および外国語への翻訳も複数)のほか、国内外の学術誌に100本以上の論文を掲載
石戸 光 (イシド ヒカリ)  
東京大学工学部・経済学部卒業の後、ロンドン大学(東洋アフリカ研究院)にて経済学博士号取得。国連開発計画、日本貿易振興機構アジア経済研究等を経て、千葉大学教授(国際経済学)
尹 相国 (イン ソウコク)  
中国農業銀行での勤務を経て、千葉大学にて経済学博士号取得。中国浙江越秀外国語学院副教授
田代 佑妃 (タシロ ユキ)  
メルボルン大学卒業(心理学および開発学専攻)の後、会社勤務、千葉大学特任研究員等を経て、個人事業経営。グローバル関係学、経済学分野における研究書籍・論文の共同出版多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)