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ウクライナ戦争とグローバル・ガバナンス

グローバル・ガバナンス学叢書

出版社名 芦書房
出版年月 2024年5月
ISBNコード 978-4-7556-1334-0
4-7556-1334-5
税込価格 2,970円
頁数・縦 264P 21cm

商品内容

要旨

戦争は世界をどう変えたか。国際秩序の揺らぎを気鋭の研究者が多角的に分析する。

目次

秩序か無秩序か―岐路に立つグローバル・ガバナンス
第1部 国際秩序(ウクライナ戦争が揺るがした国際秩序
国際秩序とロシアの規範力低下
シビリアンパワーの限界と「ルールに基づく国際秩序」
ロシア・ウクライナ戦争における「正しい終戦」観の類型
英国学派で考える21世紀の大国の責任)
第2部 欧州の地域秩序(EUの「戦略的自立(SA)」の真意と発展
ウクライナ戦争とEUのデジタル主権
ウクライナからの避難民を支援するガバナンス
ウクライナのEU加盟への道―永遠の夢から叶いうる夢へ?
OSCEの意義と限界―ミッションはなぜ撤退したのか)
第3部 アジア太平洋の地域秩序(ウクライナ戦争の日米安全保障体制への衝撃
ウクライナ侵攻とインド太平洋の連関―国際構造とステータスから
中国とグローバル・ガバナンス―現代史から再考する
米中の狭間で多元化するASEAN)
第4部 グローバルな政策課題と対応の枠組み(G7広島サミットのグローバル・ガバナンスにおける意義
ウクライナ戦争と国連―アカウンタビリティ決議の展開を軸として
ロシア・ウクライナ戦争は武力紛争 ガバナンスを崩壊に向かわせるのか?
人の国際移動の管理と科学技術利用の新展開
気候変動対策としてのエネルギーの脱炭素化への影響)

著者紹介

中村 登志哉 (ナカムラ トシヤ)  
メルボルン大学(豪州)大学院政治学研究科博士課程修了。Ph.D.(Political Science)。現職:名古屋大学情報学研究科教授
小尾 美千代 (オビ ミチヨ)  
筑波大学大学院国際政治経済学研究科博士課程単位取得退学。博士(国際政治経済学)。現職:南山大学総合政策学部教授
首藤 もと子 (シュトウ モトコ)  
一橋大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。博士(法学)。現職:筑波大学名誉教授
山本 直 (ヤマモト タダシ)  
同志社大学大学院法学研究科博士後期課程退学。博士(政治学)。現職:日本大学法学部教授
中村 長史 (ナカムラ ナガフミ)  
東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。現職:東京大学総合文化研究科特任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)