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江戸お留守居役の日記 寛永期の萩藩邸

出版社名 読売新聞社
出版年月 1991年7月
ISBNコード 978-4-643-91060-5
4-643-91060-7
税込価格 1,923円
頁数・縦 294P 20cm

商品内容

文学賞情報

1992年 第40回 日本エッセイスト・クラブ賞受賞

要旨

江戸時代初期。情報・外交専任の留守居役が、由比正雪事件の危機、支藩との対立など、藩の命運をかけて展開した数々の外交手腕は、現代日本社会の行動様式の先駆である。留守居役の実態と、2千人が暮らしていた江戸藩邸生活を初めて明らかにする歴史ノンフィンクション。

目次

プロローグ 御留守居役の登場
1 お留守居役と幕閣・旗本
2 支藩との対立(本家から独立の画策
秀元と秀就
対立はつづく)
3 萩藩の江戸屋敷
4 他藩との交渉
5 町人と江戸藩邸
6 御家のために
7 二つの代替わり(秀就の死
由比正雪の乱の波紋
長門国目付の派遣
本藩・支藩関係の安定)
エピローグ 彦右衛門の引退
図版・図表一覧
主要引用史料一覧
主要参考文献一覧