
子どもたちの戦争 かちかち鳴るおもちゃが、心の中で手榴弾の音に変わる。
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 1997年8月 |
ISBNコード |
978-4-06-208495-6
(4-06-208495-3) |
税込価格 | 2,420円 |
頁数・縦 | 158P 27cm |
商品内容
文学賞情報 |
1998年
第45回
産経児童出版文化賞受賞 |
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要旨 |
世界じゅうのあまりにも多くの場所で、子どもたちは自らはまったく責任のない戦争のために、その人生をだいなしにされ、つらい日々を送っている。著者は、戦争によってもっとも疲弊した四つの国、レバノン、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モザンビーク、エルサルバドルへわたり、砲火の中で暮らす子どもたちにインタビューをした。現実を容赦なくとらえた写真と、直接子どもたちからきいた忘れがたい彼らの体験を通して、オーセイミは、戦争がいかに子どもたちの肉体と精神を破壊するかを生々しく描きだした。本書は、たとえそれが悪夢のようであっても、なんとか生き延びて、もう一度世界と向かい合おうとする子どもたちの人生を垣間見せてくれる。ボローニャブックフェア最優秀図書賞受賞。 |
目次 |
1 失われた子ども時代―レバノン |