
教育の世紀 学び、教える思想
シリーズ生きる思想 7
出版社名 | 弘文堂 |
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出版年月 | 2004年12月 |
ISBNコード |
978-4-335-00059-1
(4-335-00059-6) |
税込価格 | 2,750円 |
頁数・縦 | 380P 20cm |
商品内容
文学賞情報 |
2005年
第27回
サントリー学芸賞・思想・歴史部門受賞 |
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要旨 |
本書を通じて、この数年間、温めてきたテーマを展開したいと思った。近代の教育における「平等と自由」の問題である。それを、教育を機会と見なすアイデアの成立とその変化にまでさかのぼって解明する。「個人の形成」が、「個性の尊重」へとすり替わっていく「教育の世紀」の幕開け。舞台は、19世紀末から20世紀初頭のアメリカである。この人工国家のもとで繰り広げられた不断の教育の拡大と改革という「近代の物語」を読み解くことで、近代教育に埋め込まれた「思想の遺伝子(DNA)」を取り出してみたい。 |
目次 |
第1章 ウォードの時代―公立学校成立期のアメリカと知による平等主義(忘れられた社会学者 |