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東アジアの国際分業と日本企業 新たな企業成長への展望

出版社名 有斐閣
出版年月 2005年8月
ISBNコード 978-4-641-16243-3
4-641-16243-3
税込価格 4,400円
頁数・縦 331P 22cm

商品内容

文学賞情報

2006年 第22回 大平正芳記念賞受賞

要旨

日本企業の東アジア進出がめざましい。一方、地方では産業空洞化も進んでいる。東アジア全体の「国際分業」という視点から国際化戦略を企業成長の過程として位置づけ、日本企業の成長の展望を明らかにする。

目次

第1部 問題と分析視角(東アジアの国際分業と日本企業―研究の背景と分析視角
国際分業と企業成長の論理―立地優位性と分業の便益の探求)
第2部 統計的分析(東アジアリンケージと産業構造転換―マクロデータによる検証
国際分業と事業構造の転換―ミクロデータによる検証)
第3部 定性的研究(国際化戦略と立地優位性の追求―日米HDD産業のASEANへの展開
中国家電産業の発展と日本企業―日中家電企業の国際分業の展開
海外生産シフトと本国生産系列の再編―アルプス電気の事業再編と下請企業への影響 ほか)

出版社
商品紹介

企業のアジア進出が進むが産業空洞化も進展している。この問題に「国際分業」という視点から企業成長の展望を明らかにする力作。

著者紹介

天野 倫文 (アマノ トモフミ)  
1973年大阪府に生まれる。1996年一橋大学商学部卒業。2001年一橋大学商学研究科博士課程修了、博士(商学)。2001年東洋大学経営学部講師。2004年法政大学経営学部助教授。主要著作に「国際分業と事業構造の変革」『日本経営学会誌』(日本経営学会)第8号、2002年(国際ビジネス研究学会奨励賞受賞)。「国際分業と転換行動」『組織科学』(組織学会)第33巻3号、2000年(組織学会高宮賞受賞:論文部門)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)