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シティズンシップと多文化国家 オーストラリアから読み解く

出版社名 日本経済評論社
出版年月 2007年1月
ISBNコード 978-4-8188-1924-5
4-8188-1924-7
税込価格 4,180円
頁数・縦 219,28P 22cm

商品内容

文学賞情報

2008年 第24回 大平正芳記念賞受賞

要旨

国境管理や移民・難民、先住民族、多文化主義をめぐるポリティクスの考察から、包摂と排除の論理・構造を説き明かす。

目次

序章 シティズンシップと文化的多様性
第1章 包摂と排除の境界―国籍/ボートピープル/強化される国境管理
第2章 先住民族の復権と共和制論議―二つのポストコロニアルなシティズンシップのゆくえ
第3章 多文化国家のシティズンシップ教育―「デモクラシーの発見」プログラムが紡ぐナショナルな物語
第4章 「小文字cのシティズンシップ」―多文化主義批判と「シヴィック・ネイション」
終章 シティズンシップを問い続ける

著者紹介

飯笹 佐代子 (イイザサ サヨコ)  
総合研究開発機構(NIRA)研究開発部主任研究員。福岡県生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了、博士(社会学)。ケベック州政府文化間関係協議会(在モントリオール)、ニュー・サウス・ウェールズ大学アジア・オーストラリア研究所(在シドニー)等にて客員フェローを経て現職。専攻:多文化・多民族共生論、シティズンシップ政策論、オーストラリア政治社会等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)