• 本

さよならドビュッシー

出版社名 宝島社
出版年月 2010年1月
ISBNコード 978-4-7966-7530-7
4-7966-7530-2
税込価格 1,540円
頁数・縦 367P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • さすが!このミス大賞受賞作です!!

    ピアニストを目指す少女に次から次へと振りかかかる災難、そして殺人事件。そこに遺産相続問題や音楽の要素が加わり、本格的なエンターテイメントミステリーに仕上がっていてとても面白かったです。ラスト、息を飲む結末が・・・。音楽の世界をベースに話が進むのでピアノ好きは勿論、「のだめ」好きの方は是非。イケメンピアニストも登場します!つい手に取りたくなる様な素敵な装丁で、店頭の平台でも黄色い表紙のイラストが特に目立っています。次はどんな作品を書かれるのだろうと、期待せずにはいられません。

    (2010年2月7日)

商品内容

文学賞情報

2009年 第8回 『このミステリーがすごい!』大賞受賞

要旨

ピアニストを目指す遥、16歳。両親や祖父、帰国子女の従姉妹などに囲まれた幸福な彼女の人生は、ある日突然終わりを迎える。祖父と従姉妹とともに火事に巻き込まれ、ただ一人生き残ったものの、全身大火傷の大怪我を負ってしまったのだ。それでも彼女は逆境に負けずピアニストになることを固く誓い、コンクール優勝を目指して猛レッスンに励む。ところが周囲で不吉な出来事が次々と起こり、やがて殺人事件まで発生する―。『このミステリーがすごい!』大賞第8回(2010年)大賞受賞作。

著者紹介

中山 七里 (ナカヤマ シチリ)  
1961年、岐阜県生まれ。花園大学文学部国文学科卒業。現在会社員。『さよならドビュッシー』で『このミステリーがすごい!』大賞第8回(2010年)大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)