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帰郷

出版社名 集英社
出版年月 2016年6月
ISBNコード 978-4-08-771664-1
4-08-771664-3
税込価格 1,540円
頁数・縦 252P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 帰郷

    戦争を知らない私たちは読まなくてはならない。浅田次郎が「いまこそ読んでほしい」と力をこめた戦争小説。全6編からなる反戦小説集である。戦争に翻弄され、昭和を生きた普通の人々の目線で、風景をひとつひとつていねいに描き出す。長編であっても短編であっても、人情を描く名人芸はこのうえない。終戦の夏、読むべき一冊にあげたい。

    (2016年8月7日)

商品内容

文学賞情報

2016年 第43回 大佛次郎賞受賞

要旨

二度と戻れぬ、遠きふるさと。戦争によって引き裂かれた、男たちの運命とは。名もなき人々の矜持ある生を描く小説集。

出版社・メーカーコメント

みんな、普通の人だった──。作家・浅田次郎のライフワークである「戦争」をテーマにした短編集。名もなき一般市民の目線から、戦中戦後の東京の風景を描き出す。人情ドラマが光る全6編。

著者紹介

浅田 次郎 (アサダ ジロウ)  
1951年東京都生まれ。95年『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、97年『鉄道員』で直木賞、2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、06年『お腹召しませ』で中央公論文芸賞と司馬遼太郎賞、08年『中原の虹』で吉川英治文学賞、10年『終わらざる夏』で毎日出版文化賞を受賞。日本ペンクラブ会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)