〈雅楽〉の誕生 田辺尚雄が見た大東亜の響き
出版社名 | 春秋社 |
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出版年月 | 2019年1月 |
ISBNコード |
978-4-393-93035-9
(4-393-93035-5) |
税込価格 | 3,850円 |
頁数・縦 | 350,4P 20cm |
商品内容
文学賞情報 |
2019年
第41回
サントリー学芸賞・芸術・文学部門受賞 |
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要旨 |
「平安時代からの伝統」?「シルクロードの悠久の響き」?つくられた“雅楽”の真相に迫る。西洋の音響学や進化論などの“科学的”知見にもとづき日本の音楽を研究した音楽学者・田辺尚雄。「日本音階」の探究から出発し、“雅楽”を核とする「日本音楽史」を編み上げ、果てはシルクロードのむこうに“雅楽”の悠久の響きを追い求めた。 |
目次 |
「雅楽」と「音楽」 |
おすすめコメント
〈雅楽〉とはなにか――近代日本において、「科学」を通して日本音楽の研究に終生取り組み、現代われわれが知る〈雅楽〉の概念を作り上げた人物・田辺尚雄。田辺は当時最先端の音響学や進化論などの知見にもとづいて日本の音楽を研究、「日本音階」の探究から出発し、〈雅楽〉を核とする「日本音楽史」を編み上げ、さらには遠くシルクロードのむこうに〈雅楽〉の悠久の響きを追い求めた。つくられた〈雅楽〉の真相に迫る画期的論考。