ヒカリ文集
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2022年2月 |
ISBNコード |
978-4-06-526746-2
(4-06-526746-3) |
税込価格 | 1,870円 |
頁数・縦 | 247P 20cm |
商品内容
文学賞情報 |
2022年
第75回
野間文芸賞受賞 |
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要旨 |
学生劇団で男とも女とも恋を重ねたヒカリは何者だったのか。六人の男女が語る「優しくて悲しくてとてつもなく魅力的な偽物の恋人」。“宿命の女”のイメージを塗り替える新・恋愛小説。 |
出版社・メーカーコメント
二年前、東北で横死した劇作家兼演出家の破月悠高。妻の久代がその未完成の遺作を発見した。学生時代に夫妻も所属していた劇団NTRをモデルにしたその戯曲を読んだ久代は、同じく劇団員だった鷹野裕に声を掛ける。「裕、あの戯曲の続き書かない?」相談の結果、元劇団員たちがそれぞれ好きな形式で文章を寄せることになった。作品集のタイトルは「ヒカリ文集」。劇団のマドンナであり、あるとき姿を消してしまった不思議な魅力を持った女性、賀集ヒカリの思い出が描かれてゆく。『親指Pの修業時代』『犬身』『最愛の子ども』……そして新たな傑作が誕生!