• 本

自閉っ子、こういう風にできてます!

出版社名 花風社
出版年月 2004年11月
ISBNコード 978-4-907725-63-1
4-907725-63-9
税込価格 1,760円
頁数・縦 311P 19cm
シリーズ名 自閉っ子、こういう風にできてます!

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • ニキリンコさんは講演もとてもおもしろい!おすすめ。

    「雨のなか花壇に水やりをして怒られた」というリンコさん。あぁ、そういうのってわかんないよね。それでもって、わからないってことが伝わらないんだよね。
    自閉っていっても人それぞれなんだってことも知られてないしね。
    自閉の独特の感覚をわかりやすく読みやすく紹介した本。ちょっと変わってるところを理解してもらえるとありがたいです。自閉って世界がこんなふうに見えてるのか!と。

    (2009年12月25日)

商品内容

要旨

自閉の翻訳家と作家が今こそ語る独特の身体感覚と世界観。読む人が増えれば、理解の輪が広がる一冊。

目次

第1部 気まぐれな身体感覚(雨ニモマケズ
季節の風物詩
くしゃみに拍手 ほか)
第2部 幸せな世界観(かもしれない)(神様のパシリ
クラスメートは学校の備品
学校に行くのか、学校が来るのか ほか)
第3部 自閉の生活法・序論―ニキ・リンコ インタビュー(エキゾチック・ペットの飼い方
食いしん坊というモチベーション
本人を信用していいか ほか)

おすすめコメント

自閉やアスペルガーというと区別がつかないという人が多いかもしれない。それは認識が浅いと言わざるを得ませんな〜。むしろ、みんな鋭敏で直観の働く心豊かな人たちで・・・ただ一般社会からすると、少々変わって見えるだけなのです・・・。自閉の翻訳家と作家が今こそ語る独特の身体感覚と世界観。読む人が増えれば、理解の輪が広がる一冊!

著者紹介

ニキリンコ (ニキリンコ)  
翻訳家。幼い頃から周囲との違和感を感じながら育ち、30代になってアスペルガー症候群(知的面、言語面での遅れを伴わない自閉スペクトラム)と診断される。翻訳・執筆・講演等を通じて、自閉の内側を語る活動を精力的に続けている。近畿地方出身
藤家 寛子 (フジイエ ヒロコ)  
作家・大学生。解離性障害を克服後、20代前半でアスペルガー症候群と診断される。自分が自閉スペクトラムと知ってから、幼い頃の追憶や診断後の心の動き、自分で編み出した生活上の工夫を、著書「他の誰かになりたかった―多重人格から目覚めた自閉の少女の手記」(花風社)にまとめた。九州地方出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)