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裁判長!死刑に決めてもいいすか

朝日文庫 き19−2

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2010年8月
ISBNコード 978-4-02-264560-9
4-02-264560-1
税込価格 638円
頁数・縦 248P 15cm

商品内容

要旨

あなたが裁判員だとしたら“死刑”の結論を下せるか。裁判員席に座るだけでビビりそう…と尻込みする著者が、元韓国エステ嬢殺害事件と杉並親子強殺事件の裁判を「裁判員になったつもり」で傍聴。果たしてキタオ裁判員の判決は―。しりあがり寿さんの解説漫画付き。

目次

第1章 どう裁く?(施設入り寸前の惨劇―七十九歳夫が八十一歳を絞殺した朝
未成年強盗強姦事件―即求刑、翌日判決のスピート審理に裁判員は対応できるか ほか)
第2章 罪と罰の意味を考える(いちど裁判員になってみたかった
元裁判官に聞く死刑と無期の境界線 ほか)
第3章 彼は殺ったのか殺ってないのか―元韓国エステ嬢殺害事件(否認
動機 ほか)
第4章 ふたりを殺した元大学生に死刑を言い渡せるか―杉並親子強殺事件(隣人を刺殺した後、犯人は眠りについた
殺意の否認 ほか)

おすすめコメント

 裁判員裁判が始まって1年。もし、自分が裁判員に選ばれ、自分の結論次第で、被告人の死刑の有無が決まるとしたら? 「裁判員席に座るだけでビビりそう……」と尻込みする自称・傍聴オタクの著者が、元韓国エステ嬢殺害事件と杉並親子強殺事件を「裁判員になったつもり」で傍聴。果たしてキタオ裁判員の判決は? しりあがり寿さんの解説漫画も必読!

著者紹介

北尾 トロ (キタオ トロ)  
1958年福岡県生まれ。ライターとして様々な分野で活躍中。日本に「本の町」を作るべく、2009年には長野県伊那市高遠町で「ブックフェス」を開催。現在も古本とカフェの店「本の家」を営業中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)