• 本

六つの手掛り

出版社名 双葉社
出版年月 2009年4月
ISBNコード 978-4-575-23659-0
4-575-23659-4
税込価格 1,540円
頁数・縦 286P 19cm

商品内容

要旨

雪野原に立つ民家で、初めて会った者同士が一夜を過ごし、翌朝、死体発見(『六つの玉』)。姪に話して聞かせる、十五年前の「大学生・卒業研究チーム」爆死事件の真相(『五つのプレゼント』)。大学の補講中、マジック好きな外国人教授が死んだ、ESPカード殺人事件(『四枚のカード』)。中味を間違えた手紙と残された留守電が、エリート会社員殺害の真相を暴く(『三通の手紙』)。特注の掛軸は、凝ったイタズラが大好きな、地方の名士がが殺された謎を知っている(『二枚舌の掛軸』)。決定的な証拠がありありとそこに存在した、ベテラン作家邸殺人事件(『一巻の終わり』)。見た目は「太ったチャップリン」!?林茶父が、今日もどこかで事件解決。

おすすめコメント

雪深い山荘で、宿泊者が死体となって発見された。誰もが知り合ったばかりで、死の真相は不明。だが事件の解明は、その山荘ならではの情景の、些細な変化によってもたらされた(「六つの玉」)。探偵役と一緒に、鮮やかな謎解きを追えるミステリー六編。

著者紹介

乾 くるみ (イヌイ クルミ)  
1963年生まれ。静岡市出身。静岡大学理学部数学科卒。1998年『Jの神話』で第四回メフィスト賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)