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結局は自分のことを何もしらない

サンガ新書 019 役立つ初期仏教法話 6

出版社名 サンガ
出版年月 2008年1月
ISBNコード 978-4-901679-61-9
4-901679-61-9
税込価格 748円
頁数・縦 178P 18cm

商品内容

要旨

私たちが考え悩み続けてきた「どう生きたらよいか」という問題を、初期仏教は、「私とは何か」を知り尽くすことによって解決します。「私」がわかれば、「生きること」の真実がみえてくるのです。こうして導き出される「生きること」の答えは、「動き」、「知ること」、そして「苦しみ」です。しかし、苦しみは嫌でしょう?不幸より幸福がよいでしょう?だからこそ、生きる目的は「苦しみを乗り越えること」になります。幸福な人生に不可欠な生きることの根本=お釈迦さまの智慧を解説。

目次

序章 「生きるとはなにか」を探しにいきましょう(どう生きたらよいかという悩み
死後のことまで悩みのリストに ほか)
第1章 生きる苦しみと生きる幸せ(皆、「私」がいちばん偉いと思う
「私だけが偉い」と思う大失敗 ほか)
第2章 私とはなにか(同じ感覚が続くと苦しくなる
一つの味だけではおいしくない ほか)
第3章 どう生きるべきか(苦しみをなくすことを目的に生きる
苦しみをなくす目的は人を成長させる ほか)

著者紹介

スマナサーラ,アルボムッレ (スマナサーラ,アルボムッレ)   Sumanasara,Alubomulle
スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)長老。1945年4月、スリランカ生まれ。スリランカ仏教界長老。13歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとる。1980年に来日。駒澤大学大学院博士課程を経て、現在は(宗)日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事している。朝日カルチャーセンター(東京)の講師を務めるほか、NHK教育テレビ「こころの時代」などにも出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)