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あべこべ感覚

サンガ新書 022 役立つ初期仏教法話 7

出版社名 サンガ
出版年月 2008年4月
ISBNコード 978-4-901679-71-8
4-901679-71-6
税込価格 770円
頁数・縦 195P 18cm

商品内容

要旨

「人生は楽しい」と考えても、実際の人生は「苦」ばかり。「私は死なない」と思っても、人間には必ず「死」が訪れます。―「世の中の考え」と「お釈迦さまが言うこの世の真理」はあべこべです。それは、私たちがものごとを勝手に捏造していることが原因なのです。あべこべ感覚でものごとをさかさまに理解していたら、いくら努力しても幸福になれるはずはありません。真の幸福と成功と安らぎを得るために、ものごとをありのままに知るお釈迦さまの道をご紹介します。

目次

第1章 「宗教VS世間」という対立(あべこべですよという結論
「あべこべ」が生きにくさの原因 ほか)
第2章 捏造のメカニズム(問題は「捏造」して認識すること
捏造とは、自分の都合でつくる情報 ほか)
第3章 「あべこべ」=「顛倒」のメクニズム(お釈迦さまが説いた「顛倒」という真理
顛倒が起こる場所(1) 「概念の顛倒」 ほか)
第4章 あり得ない期待、保証されない願望(あり得ない期待・願望(1) 「生まれないようにとの期待」
生まれるという必然からは逃れられない ほか)
第5章 私は死なないという幻想を捨てる(いつでも、生きている実感しかない
「ある」という実感しかない ほか)

著者紹介

スマナサーラ,アルボムッレ (スマナサーラ,アルボムッレ)   Sumanasara,Alubomulle
スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)長老。1945年4月、スリランカ生まれ。スラリンカ仏教界長老。13歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとる。1980年に来日。駒澤大学大学院博士課程を経て、現在は(宗)日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事している。朝日カルチャーセンター(東京)の講師を務めるほか、NHK教育テレビ「こころの時代」などにも出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)