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ドキュメント戦争広告代理店 情報操作とボスニア紛争

講談社文庫

出版社名 講談社
出版年月 2005年6月
ISBNコード 978-4-06-275096-7
4-06-275096-1
税込価格 836円
頁数・縦 405P 15cm

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商品内容

要旨

「情報を制する国が勝つ」とはどういうことか―。世界中に衝撃を与え、セルビア非難に向かわせた「民族浄化」報道は、実はアメリカの凄腕PRマンの情報操作によるものだった。国際世論をつくり、誘導する情報戦の実態を圧倒的迫力で描き、講談社ノンフィクション賞・新潮ドキュメント賞をW受賞した傑作。

目次

勝利の果実
国務省が与えたヒント
PRプロフェッショナル
失敗
情報の拡大再生産
シライジッチ外相改造計画
民族浄化
国務省の策謀
大統領と大統領候補
逆襲
強制収容所
凶弾
邪魔者の除去
「シアター」
追放
決裂

おすすめコメント

これが情報戦争だ!各賞を総なめにした傑作。

出版社・メーカーコメント

情報がつくった民族紛争。大反響のルポ。「民族浄化」を演出した米国PR会社があった?NHKスペシャルのディレクターが舞台裏を追い、新潮ドキュメント賞・講談社ノンフィクション賞に輝いた傑作。

著者紹介

高木 徹 (タカギ トオル)  
1965年東京都生まれ。’90年東京大学文学部卒業、NHKにディレクターとして入局、現在報道局勤務。2000年10月放送のNHKスペシャル「民族浄化〜ユーゴ・情報戦の内幕〜」は、優秀なテレビ番組に贈られるカナダのバーフテレビ祭「ロッキー賞(社会・政治ドキュメンタリー部門)」候補作に。同番組の取材をもとに執筆した『ドキュメント 戦争広告代理店―情報操作とボスニア紛争』は、大きな話題を集め、講談社ノンフィクション賞・新潮ドキュメント賞を受賞した。第2作の『大仏破壊―バーミアン遺跡はなぜ破壊されたのか』(文芸春秋)で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。気鋭のジャーナリストとして期待されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)