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コミック版逆説の日本史 幕末維新編

出版社名 小学館
出版年月 2021年1月
ISBNコード 978-4-09-388809-7
4-09-388809-4
税込価格 1,980円
頁数・縦 319P 19cm
シリーズ名 コミック版逆説の日本史

商品内容

要旨

ペリーの黒船が来航した当初、米国は友好親善を望んでいた。しかし、徳川幕府が頑なに拒否したため、結局、欧米列強から不平等条約を押しつけられ、最も不利益な形で開国することになる。その原因は、朱子学だ。皮肉なことに、家康が導入したこの外国思想は、日本の神道と合体し、やがて討幕(尊王)派の原動力になっていく。ベストセラー『逆説の日本史』の著者・井沢元彦氏が、気鋭の漫画家・千葉きよかず氏とタッグを組んで、教科書では分かりにくい「幕末維新の真実」をズバリ解明!

目次

ペリー来航から16年!開国を遅らせた朱子学の呪縛
明治維新の原動力となった吉田松陰の朱子学思想
徳川体制を揺るがす「開国勅許」と「将軍継嗣」の大問題
大老井伊直弼の専横!島津斉彬はなぜ「暗殺」されたか
「戊午の密勅」が引き起こした幕府VS水戸藩の泥仕合
桜田門外の変後に加速する幕府弱体化と公武合体運動
愚者島津久光が引き起こした生麦事件と薩英戦争
孝明天皇を囲い込んで「倒幕」に踏み切った長州藩の誤算
新撰組の池田屋襲撃で憤激!「朝敵」長州の大バクチ
長州征伐の“軍師”西郷隆盛を動かした勝海舟との会談
長州を明治維新の主役にした高杉晋作のクーデター
孝明天皇は本当に病死!?天然痘「宮中感染ルート」の謎
大政奉還に対抗する薩長が仕組んだ「討幕の密勅」
「最後の将軍」慶喜の敵前逃亡「江戸城無血開城」の功罪
「五箇条の誓文」の裏の誓約と明治天皇の即位日の謎

出版社・メーカーコメント

「西郷隆盛を動かした勝海舟との会談」「朝敵だった長州を維新の主役にした高杉晋作のクーデター」「最後の将軍慶喜の敵前逃亡の功罪」他

著者紹介

井沢 元彦 (イザワ モトヒコ)  
作家。1954年2月、愛知県名古屋市生まれ。早稲田大学法学部を卒業後、TBSに入社。報道局社会部の記者だった80年に、『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞を受賞。『逆説の日本史』シリーズは単行本・文庫本・ビジュアル版で累計572万部超のベスト&ロングセラーとなっている。現在、小学館のウェブマガジン「P+D MAGAZINE」で、『コミック版 逆説の日本史』の「古代黎明編」を大反響連載中!!
千葉 きよかず (チバ キヨカズ)  
漫画家。1961年4月、静岡県御殿場市生まれ。高校を卒業後、漫画家・村上もとか氏のアシスタントを経て、『赤いペガサス2・翔』で連載デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)