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戦争に行った父から、愛する息子たちへ

出版社名 作品社
出版年月 2023年4月
ISBNコード 978-4-86182-976-5
4-86182-976-3
税込価格 2,640円
頁数・縦 284P 19cm

商品内容

要旨

遠い戦地で兵士だった時代について、腹を割って、君に話してみたい。戦争の真実を伝え続けて著名なベトナム帰還兵の作家による、五十歳を過ぎて生まれた二人の息子と、いつか去り行くこの世界への、慈愛に満ちたメッセージ。

目次

息子への手紙
メイビー・ブック
こげ、こげ
物語を信じること
父の幻影
ホームスクール1―二つの頭
マジックショー1
寿司
父親のプライド1―十五丁目通りの男
子どもの幸せ
父親のプライド2―母の死とティミーの言葉
もしも
父のヘミングウェイ1
ホームスクール2―手紙
七面鳥世界一の町
父親のプライド3―理性の放棄
父親の平和主義
父のヘミングウェイ2―フィクションとノンフィクション
ホームスクール3―戦争を支持するのなら
ティミーの寝室のドア〔ほか〕

著者紹介

オブライエン,ティム (オブライエン,ティム)   O’Brien,Tim
1946年ミネソタ州生まれ。マカレスター大学政治学部卒業後、1969年から1年間ベトナムで従軍。除隊後ハーヴァード大学大学院博士課程で政治学を学び、1973年に自らの体験をもとにしたノンフィクション『僕が戦場で死んだら』(中野圭二訳、白水社)を出版。『カチアートを追跡して』(生井英考訳、国書刊行会)で1979年に全米図書賞を受賞した
上岡 伸雄 (カミオカ ノブオ)  
1958年生まれ。アメリカ文学者、学習院大学教授
野村 幸輝 (ノムラ コウキ)  
1965年生まれ。アメリカ文学者、旭川市立大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)