書店レビュー
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宝くじがあたったら真っ先に欲しいのが「美味しんぼ」
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- すぐじ書店 (長野県長野市)
宝くじがあたったら真っ先に欲しいのが「美味しんぼ」全巻、というくらい食べ物や
料理にまつわる話が大好きです。
「きのう何食べた?」に出てくる料理は、肉じゃがやけんちん汁などごくごく普通の
家庭料理なのですが、単品を取り上げるのではなく、主人公の筧志郎(43歳、弁護士)がその日の晩御飯を一品一品作り上げていくのが特徴。ごぼうをささがきにしたり、しらたきを下ゆでしたり、手順を一つ一つ追っていくと、肉じゃがひとつにしても
結構手間がかかっているんですね。まして、晩御飯のメニュー全品となると…。
しかし、料理好きにはそれが手間ではなくかえって楽しいもので。筧さんも作中で料理をすることにとても充実を感じているよう。コミックですが、料理本としてもお勧め。複数の品を並行して作っているので、どのタイミングで何をすればいいかバッチリわかるんです。
というか、読んだら絶対メニューを再現したくなります。登場人物が料理をおいしそうに食べているのもいいです。自分はナスが苦手なのですが、「ナスがとろ〜り」だの
「白いご飯にあうー」だの言っているのを見てナスを買いに走りました。(2009年1月25日)
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- 伊吉書院類家店 (青森県八戸市)
タイトルどおり『食』、それも家庭料理の晩餐を中心にしたオムニバスで、読んでいると、そこに出てくる料理が食べたくなる…というより、あまりの手際の良い調理描写に影響されて、思わず作りたくなってきます。 『西洋骨董洋菓子店』、そして男女逆転版『大奥』など、クレバーな物語作りと美しい作画で多くのファンを魅了するよしながふみさんの、青年誌初コミックスです。いままでよしながさん作品を読んだことの無かった男性の方にもおすすめです。
(2007年11月25日)
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