
このジャンルの予約商品
祭の地図 日本の祭りと伝統行事 帝国書院編集部/編 | 2025年7月25日 発売予定 |
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百武三郎日記 侍従長が見た昭和天皇と戦争(1) 百武三郎 古川隆久 茶谷誠一 NHK | 2025年7月18日 発売予定 |
地図で読む日本の歴史街道(仮) 今尾恵介 金田章裕 | 2025年8月20日 発売予定 |
現代史の起点 ソ連終焉への道 塩川伸明 | 2025年7月7日 発売予定 |
シベリア3万年の人類史 高倉浩樹 | 2025年7月17日 発売予定 |
原爆誕生 「悪魔の兵器」を求めた科学者たち 鈴木冬悠人 | 2025年7月31日 発売予定 |
思考実験大全 岡本裕一朗 | 2025年8月26日 発売予定 |
生活世界の史料学 【歴史と民俗】 神奈川大学日本常民文化研究所 | 2025年7月17日 発売予定 |
[増補新装版]水晶(珪素)化する地球人の秘密 松久正 | 2025年6月27日 発売予定 |
環境思想入門 橋本努 | 2025年7月11日 発売予定 |
出版社・メーカーコメント
まもなく「昭和100年」、あるいは「戦後80年」の節目の年がやってくる。戦後、世界は平和になったのだろうか。ロシアによるウクライナへの侵略戦争、ハマスに対するイスラエルの虐殺ともいうべき執拗な攻撃、中国と台湾の緊張などをみたときに、戦後の平和は束の間だったことに打ちのめされる。 そこで、再び、戦争の時代にならないように、何に注意しなければいけないのか。近代日本史の戦争の時代には、呪われたような「用語」が使われた。「非国民」「玉砕」「皇国」「隣組」「本土決戦」「国民は無色」「兵隊サンありがとう」などだ。このほかにも、「アカ」「兵隊検査」「大本営発表」「配給」「聖旨」などもある。これらの用語はなぜ、出てきたのか、なぜ、流布されたのか。そこに巧妙な洗脳があったのである。本書において著者・保阪正康氏は、こうした呪われた「用語」を通じて、戦争の時代の狂気を暴き出す。このような語が今後の日本社会で主役に躍り出てはいけない。戦後80年、日本社会はこうした用語を社会の公認の語とすることはなかった。その誇りをこれからも守り続けなければならない−−と。 −主な内容−呪われた戦時用語から読み解く昭和史の暗黒◆第1章 「非国民」という言葉が持った暴力性◆第2章「玉砕」という言葉で責任回避した軍官僚◆第3章 荒木貞夫が言い出した「皇国」◆第4章 戦時歌謡になった「兵隊サンありがとう」◆第5章「隣組」で進んだ天皇神格化◆第6章「本土決戦」死体を見せて戦意を喪失させるのが狙い◆第7章 東條英機が豪語した「国民は無色」◆第8章 従軍した日本軍の兵士たちの証言