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戦争日記 鉛筆1本で描いたウクライナのある家族の日々

出版社名 河出書房新社
出版年月 2022年9月
ISBNコード 978-4-309-20863-3
4-309-20863-0
税込価格 1,595円
頁数・縦 133P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 戦争日記 鉛筆1本で描いたウクライナのある家族の日々

    ウクライナの一家族がロシア軍事侵攻の中、地下での避難生活を経て国外脱出するまでを綴った真実の日記である。作者は絵本作家であり、2人の子を持つ母であり、妻であり、実母と暮らす娘でもある。戦況下でやむを得ず鉛筆一本で描かれたスケッチからは、とてつもない苦しみや恐れ、不安が伝わってくる。そのリアルな描写は数カ国で出版されて反響を読んでいる。ニュースだけではわからない緊迫した、本来あってはならない日常が見えてくる。戦争というのが実際に起こることを知った今、われわれはこの現実を知る必要があるに違いない。

    (2022年10月22日)

商品内容

要旨

子どもたちの腕に名前と生年月日、連絡先を書いた。万が一、死んでしまっても身元が分かるように。2児の母の絵本作家が記す、地下室での避難生活から国外への脱出まで。

出版社・メーカーコメント

侵攻前夜から始まる地下室での避難生活、ハリコフ(ハルキウ)からリヴォフ(リヴィウ)、ポーランドを経てブルガリアへ逃れる過程を絵と文章で綴った、鉛筆で描かれた ドキュメンタリー。

著者紹介

グレベンニク,オリガ (グレベンニク,オリガ)   Grebennik,Olga
1986年、ウクライナのハリコフ(ハルキウ)生まれ。大学では建築学を専攻し、現在は絵本作家、イラストレーター、アーティストとして活動している。9歳の息子と4歳の娘の母(2022年4月現在)。『ママ、怒らないで』などの絵本を出版。彼女が挿絵を描いた本はすべてベストセラーになり、イラスト作品も世界各国で人気を博す
奈倉 有里 (ナグラ ユリ)  
1982年東京生まれ。ロシア国立ゴーリキー文学大学卒業、東京大学大学院博士課程満期退学。博士(文学)
渡辺 麻土香 (ワタナベ マドカ)  
神奈川県横浜市生まれ。東京女子大学現代文化学部卒業。書籍やウェブ小説、テレビ番組の字幕など幅広いジャンルの翻訳に携わっている
チョン ソウン (チョン ソウン)  
ロシア文化の専門家でおもに執筆や通訳・翻訳を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)