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花は六十

改訂新版

集英社文庫 さ4−60

出版社名 集英社
出版年月 2010年3月
ISBNコード 978-4-08-746546-4
4-08-746546-2
税込価格 628円
頁数・縦 312P 16cm
シリーズ名 花は六十

恋する2人は60歳!一風変わったラブストーリー

  • 還暦の恋
  • 佐藤愛子
  • 恋愛小説

最近ではエッセイのイメージが強い佐藤愛子さん。30年前にこんなキュートな恋愛小説を書いていたんです!静さんと勝代さんはお隣同士に住む、ともに60歳のお友達同士。ある日静さんに大学生のボーイフレンドができたと聞いて、「はしたない!」と思いながらも興味津々の勝代さん。そんなとき勝代さんにもお見合い話が持ち上がって…。爆笑ときどきほろり、そして最後は絶対二人を応援したくなる!切れ味抜群のラブストーリーです。

商品内容

要旨

「いったいおばあさんは何が楽しくていきているのかしら」と話していた私がなんと還暦を迎えた。隣に住む同い年の静さんは、ひょんなことから、大学生の男の子からデートに誘われる。のろけ話を聞かされる私の心中は穏やかではない。はしたないと思いながら、妬んでいる自分がいるのだ。そんなとき、私にもお見合い話が持ち上がる。女は60歳からが花。いまや、60歳は恋愛適齢期。

出版社・メーカーコメント

アラ還世代はまだまだ女真っ盛り お隣の60歳の静さんが、大学生の男の子にのぼせあがって家出!? 一方、同い年の私は、突然の見合い話に心ときめく。女はいくつになっても女。熟女たちが繰り広げる恋愛の行方は?(解説/戸川昌子)

著者紹介

佐藤 愛子 (サトウ アイコ)  
1923年11月5日大阪生まれ。甲南高女卒。処女作「愛子」。69年『戦いすんで日が暮れて』で直木賞、79年『幸福の絵』で女流文学賞、2000年『血脈』で菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)