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クルアーン 語りかけるイスラーム

書物誕生−あたらしい古典入門−

出版社名 岩波書店
出版年月 2009年12月
ISBNコード 978-4-00-028297-0
4-00-028297-2
税込価格 2,530円
頁数・縦 261,3P 20cm

商品内容

要旨

言語による奇跡は、いかにしてもたらされ、継承されてきたか。「誦まれるもの」という名をもつ、イスラーム唯一の聖典『クルアーン』。そこに主張されているのはどのような世界観なのか。壮大なイメージを探険する。

目次

第1部 書物の旅路―「神の語り」から書物へ(朗誦する啓典の誕生
正典の結集
内容と構成
紙と写本の帝国
現代に生きる聖典)
第2部 作品世界を読む―章句が織りなす人間世界(ムハンマドの生きざま
預言者の町マディーナ
アブラハム的世界
唯一神のコスモロジー
イスラーム法と信仰儀礼
人生と社会運営のための規定)

出版社
商品紹介

世界15億人が人生の指針とし、現代社会にも強く影響を与え続ける聖典の力の源泉はどこにあるのか。

著者紹介

小杉 泰 (コスギ ヤスシ)  
1953年、北海道生まれ。1983年、エジプト国立アズハル大学イスラーム学部卒業。法学博士(京都大学)。現在、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科教授、同研究科附属イスラーム地域研究センター長、日本学術会議会員。イスラーム学、中東地域研究専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)