方丈記
ちくま学芸文庫 コ10−9
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2011年11月 |
ISBNコード |
978-4-480-09407-0
(4-480-09407-5) |
税込価格 | 1,210円 |
頁数・縦 | 253P 15cm |
商品内容
要旨 |
日本古典文学中屈指の名文『方丈記』。著者鴨長明が見聞し体験した、大火、大風、遷都、飢饉、大地震などが迫真の描写で記録され、その天災、人災、有為転変から逃がれられない人間の苦悩、世の無常が語られる。やがて長明は俗界から離れ、方丈の庵での閑居生活に入りその生活を楽しむ。しかし、本当の心の安らぎは得ることができず、深く自己の内面を凝視し、人はいかに生きるべきかを省察する。本書は、この永遠の古典を、混迷する時代に生きる現代人ゆえに共鳴できる作品ととらえ、『方丈記』研究第一人者による新校訂原文とわかりやすい現代語訳、理解を深める評言によって構成した決定版。 |
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目次 |
序章 |