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日中戦争全史 上

対華21カ条要求〈1915年〉から南京占領〈1937年〉まで

出版社名 高文研
出版年月 2017年7月
ISBNコード 978-4-87498-624-0
4-87498-624-2
税込価格 2,530円
頁数・縦 326P 20cm
シリーズ名 日中戦争全史

商品内容

要旨

戦争には「前史」と「前夜」がある。日本の戦争指導者たちが踏み越えていった、数々の「point of no return(戦争回避不能な段階)」とは何か―日中戦争研究の第一人者による集大成!

目次

序章 戦争には「前史」と「前夜」がある
1 日本はいつから満州事変・日中戦争への道を歩みはじめたのか(一九一五年の対華二十一カ条要求
戦争「前史」の転換点となった一九二八年)
2 日本軍は「満州」で何をおこなったのか(関東軍の謀略により開始された満州事変
「満州国」の設立 ほか)
3 日中戦争はどのように準備されたか(二・二六事件と軍部強権政治体制の確立
陸軍の華北分離工作の推進 ほか)
4 日中戦争はどのように始まったか(盧溝橋事件から「北支事変」へ
海軍の謀略・大山事件から第二次上海事変へ ほか)

著者紹介

笠原 十九司 (カサハラ トクシ)  
1944年群馬県生まれ。最終学歴:東京教育大学大学院修士課程文学研究科東洋史学専攻中退。学位:学術博士(東京大学)。職位:都留文科大学名誉教授。専門分野:中国近現代史、日中関係史、東アジア国際関係史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)