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名作をいじる 「らくがき式」で読む最初の1ページ

出版社名 立東舎
出版年月 2017年9月
ISBNコード 978-4-8456-3077-6
4-8456-3077-X
税込価格 1,980円
頁数・縦 254P 19cm

商品内容

要旨

漱石、太宰、谷崎、乱歩…文豪の名作に「らくがき」をしたら、小説のことがもっとわかった!東大の先生が考えた新しくておもしろい読書入門。

目次

夏目漱石『三四郎』―目覚めたら話がはじまっていた
夏目漱石『明暗』―小説世界に「探り」を入れる
志賀直哉「城の崎にて」―一行目で事故に遭う
志賀直哉「小僧の神様」―おいしい話を盗み聞き
太宰治『人間失格』―太宰モードに洗脳される
太宰治『斜陽』―こんなに丁寧に話すんですか?
谷崎潤一郎『細雪』―一筋縄ではいかないあらすじ
谷崎潤一郎「刺青」―劇場的な語り口
川端康成『雪国』―美しい日本語だと思いますか?
梶井基次郎「檸檬」―善玉の文学臭〔ほか〕

著者紹介

阿部 公彦 (アベ マサヒコ)  
1966年横浜市生まれ。現在、東京大学文学部准教授。英米文学研究。文芸評論。著書に『文学を“凝視する”』(岩波書店、サントリー学芸賞受賞)など。翻訳もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)