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日露近代史 戦争と平和の百年

講談社現代新書 2476

出版社名 講談社
出版年月 2018年4月
ISBNコード 978-4-06-288476-1
4-06-288476-3
税込価格 1,320円
頁数・縦 471P 18cm

商品内容

要旨

伊藤博文、後藤新平、松岡洋右…彼らはなぜ英米ではなくロシアに接近していったのか。幕末から敗戦に至る知られざるドラマ。日露戦争、シベリア出兵、ノモンハン事件、そして一九四五年の日ソ戦…幕末から敗戦までの、「遠い隣国」との知られざる関係史。

目次

序章 未知の隣国への期待―幕末
第1章 樺太と朝鮮での覇権争い―明治時代(国境画定から深まった友好関係
日露関係の試練、大津事件
三国干渉の衝撃
日露戦争を回避せよ)
第2章 満洲で結ばれた互恵関係―日露戦争後〜大正時代(ビジネスとしてのロシア接近
長州の元老を担いで
シベリア出兵という禍根
スターリンとの密談)
第3章 ユーラシア大陸を跨ぐ未完の同盟―昭和戦前(後藤新平の不肖の弟子、松岡洋右
国際連盟脱退とソ連への接近
日ソ中立条約の締結
独ソ開戦と日本の選択)
終章 ソ連に託された希望―終戦前後

おすすめコメント

北の大国を知らずして日本の近代は語れない! 伊藤博文、後藤新平、松岡洋右らとロシア間の知られざるドラマを描く、新しい近代史。

著者紹介

麻田 雅文 (アサダ マサフミ)  
1980年、東京都生まれ。2003年、学習院大学文学部史学科卒業。2010年、北海道大学大学院文学研究科博士課程単位取得後退学。博士(学術)。岩手大学人文社会科学部准教授。専攻は近現代の日露中関係史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)