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戦慄の記録インパール

出版社名 岩波書店
出版年月 2018年7月
ISBNコード 978-4-00-061285-2
4-00-061285-9
税込価格 2,310円
頁数・縦 230P 19cm

商品内容

要旨

川幅六〇〇メートルの大河と二〇〇〇メートル級の山々を越え、インドのイギリス軍の拠点インパール攻略を目指した日本軍。三万人もの死者を出したといわれる作戦は、どのように立案・遂行されたのか。第一五軍司令官・牟田口廉也中将の肉声、司令部の状況を詳細に記録した元少尉の日誌、生き延びた兵士たちの証言などを通じて、太平洋戦争で最も無謀といわれる作戦の全貌に迫る。

目次

序章
第1章 “責任なき”作戦認可
第2章 度外視された“兵站”
第3章 消耗する兵士たち―軽視されてゆく“命”
第4章 遙かなるインパール―総突撃の果てに
第5章 遅れた“作戦中止”
第6章 地獄の撤退路―白骨街道で何があったのか
第7章 責任をとらなかった指導者たち
終章 帰還兵たちの戦後
おわりに―異例の反響

おすすめコメント

司令官の肉声や兵士たちの証言などを通じて、3万人を超える死者を出した「史上最悪」の作戦の全貌に迫る。