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パクチーとアジア飯

出版社名 中央公論新社
出版年月 2018年8月
ISBNコード 978-4-12-005105-0
4-12-005105-6
税込価格 1,760円
頁数・縦 253P 20cm

商品内容

要旨

好き嫌いがキッパリ分かれるパクチーの爆発的なブームとともに、いま日本には第二のアジア飯ブームが到来している。ガパオ、パッタイ、カオマンガイ…。いつから日本人はこれほどまでにスパイスとハーブの香りの虜になったのか。『Hanako』『きょうの料理』『オレンジページ』『dancyu』など時代を鮮やかに映しだしてきた雑誌や、アジアを舞台にした映画、小説を読み解き、日本にアジア飯を広めた移民社会と日本人に丹念に取材しながら、日本人を虜にしたパクチーとアジア飯の魅力の謎に迫る。のびゆくアジア、どこか懐かしいアジアを愛し、旅し、食べ歩いているすべてのニッポンの女子に贈る。アジア飯の魅惑の源泉をさぐる一冊。

目次

第1章 パクチーは好きですか?(パクチーブームとは何だったのか
ブームを支える人々
パクチー、コリアンダー、香菜)
第2章 トムヤンクン、ガパオ、生春巻き(『Hanako』の「エスニック」料理
スパイスの土地、アジア
病みつきになる!?タイ料理
あこがれのベトナム料理)
第3章 隣のインド人(インド人たちの食文化
日本のカレーライス
インド人移民の物語
『dancyu』のカレー特集
大阪スパイスカレーが示す未来)
第4章 旅と移民とアジア飯(近くなったアジア
『深夜特急』のアジア飯)
第5章 元祖アジア飯(中国から来た食文化
ソウルフードになったラーメン
『きょうの料理』の中国料理)

おすすめコメント

好き嫌いがキッパリ分かれるパクチーの爆発的なブームとともにいま日本には第二のアジア飯ブームが到来している。ガパオ、パッタイ、カオマンガイ……。いつから日本人はこれほどまでにスパイスとハーブの香りの虜になったのか。のびゆくアジア、どこか懐かしいアジアを愛し、旅し、食べ歩いているすべてのニッポン女子に贈る。アジア飯の魅力の源泉をさぐる一冊。

著者紹介

阿古 真理 (アコ マリ)  
1968(昭和43)年兵庫県生まれ。作家・生活史研究家。神戸女学院大学卒業。食や暮らし、女性の生き方などをテーマに執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)