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がんの時代

出版社名 海竜社
出版年月 2018年10月
ISBNコード 978-4-7593-1629-2
4-7593-1629-9
税込価格 1,320円
頁数・縦 213P 18cm

商品内容

要旨

がんは、コントロールできる病気です。国民病「がん」を飼いならす方法、そのすべて。

目次

第1章 「がん大国」日本(なぜ、日本は「がん大国」なのか?
働く世代にがん増加 ほか)
第2章 がんで死ぬ(納得して死を迎えるためには?
がんから見つめた生と死 ほか)
第3章 がんの壁 養老孟司・中川恵一対談
第4章 がんと生きる(私たちはどれだけがんを知っているのか?
がんの予防と対処の仕方 ほか)
第5章 がんと向き合う社会へ(「思い込み」に別れを告げよう
国を挙げたがんへの取り組み ほか)

おすすめコメント

●誰でもがんになる時代に日本人は、実に2人に1人ががんになるという「がん大国」です。30代という若さで発症することも珍しくありませんし、長生きすれば長生きするほど、がんになりやすくなるのです。誰しもがんになる時代です。がんをどのように受け入れ、生きていくのか、日本経済新聞にて「がん社会を診る」を連載されている中川恵一先生に、がんとの上手なつきあい方、その指針を示していただきます。 ●養老孟司先生との対談を収録!養老孟司先生と行った対談を、第3章に収録しています。お二方に言わせると、「人は結局、みんな死ぬ。これを日本人は忘れがち」なのだそうです。身もフタもない養老先生と、軌道修正を試みる中川先生との、微妙にかみ合っていない、でもそこに何とも言えない面白みがある、お二人のふだんからのやり取りを垣間見ることができる対談です。知らず知らずのうちに作り上げている思い込みに、ハッと気づかされる内容になっています。

著者紹介

中川 恵一 (ナカガワ ケイイチ)  
東京大学医学部附属病院放射線科准教授。厚生労働省がん対策推進企業アクション議長。元厚生労働省がん対策推進協議会委員。文部科学省「がん教育」の在り方に関する検討会委員。1960年生まれ。85年、東京大学医学部卒業、同医学部放射線医学教室に入局。89年、スイスPaul Scherrer Institute客員研究員。2002年、東京大学医学部附属病院放射線科准教授。03年より、東京大学医学部附属病院緩和ケア診療部長を兼任。厚生労働省がん対策推進協議会委員、厚生労働省がん対策推進企業アクション議長、文部科学省「がん教育」の在り方に関する検討会委員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)