• 本

かの子撩乱 新装版

講談社文庫 せ1−85

出版社名 講談社
出版年月 2019年7月
ISBNコード 978-4-06-516498-3
4-06-516498-2
税込価格 1,320円
頁数・縦 663P 15cm
シリーズ名 かの子撩乱

商品内容

要旨

歌人、仏教研究家でもあり、晩年は小説で大いに注目を集めた女性作家・岡本かの子。だがその創作過程は尋常ではなかった。人気漫画家・岡本一平の妻でありながら、二人の美男子に惚れこみ同居させていた。奇矯なこの共同生活から豊潤な芸術が生み出された。天衣無縫にして稀有なその生涯を描いた、評伝小説の傑作!

おすすめコメント

川端康成からその才を認められた作家・岡本かの子。世間から奇矯と見られながらも数々の名作を残した生涯を描く、評伝小説の傑作!

著者紹介

瀬戸内 寂聴 (セトウチ ジャクチョウ)  
1922年、徳島県生まれ。東京女子大学卒。’57年「女子大生・曲愛玲」で新潮社同人雑誌賞、’61年『田村俊子』で田村俊子賞、’63年『夏の終り』で女流文学賞を受賞。’73年に平泉・中尊寺で得度、法名・寂聴となる(旧名・晴美)。’92年『花に問え』で谷崎潤一郎賞、’96年『白道』で芸術選奨文部大臣賞、2001年『場所』で野間文芸賞、’11年『風景』で泉鏡花文学賞を受賞。’98年『源氏物語』現代語訳を完訳。’06年、文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)