日本の地方議会 都市のジレンマ、消滅危機の町村
中公新書 2558
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2019年9月 |
ISBNコード |
978-4-12-102558-6
(4-12-102558-X) |
税込価格 | 946円 |
頁数・縦 | 253P 18cm |
商品内容
要旨 |
最も身近な政治の舞台である地方議会。だが、平成の大合併により議員数は半減、政務活動費などをめぐる不祥事も続き、住民との距離は広がるばかりだ。都市部では、首長と対立すると「抵抗勢力」と批判され、反対に支持すれば単に「追認機関」とされる。一方、過疎地では議員のなり手さえ不足している。本書は地方議会の仕組みやカネ、選挙の実態、そして実は重い職責までを丁寧に描き、いま必要な改革を示す。 |
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目次 |
第1章 強い首長、弱い議会 |
おすすめコメント
我々に最も身近な政治である地方議会と地方議員。だが、平成の大合併により議員数が半減した一方、政務活動費をめぐる不祥事は後を絶たない。都市部では、強い権限をもつ首長を支えれば単なる「追認機関」と批判され、首長と対立すれば「抵抗勢力」と見なされがちだ。一方、過疎が進む地方では、議員のなり手不足が深刻である。基本的な制度からカネ、選挙、仕事ぶりまで厳しい現状を明らかにし、改革の道を考える。