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いざなぎ流祭文と儀礼

増補

法蔵館文庫 さ1−1

出版社名 法藏館
出版年月 2019年11月
ISBNコード 978-4-8318-2601-5
4-8318-2601-4
税込価格 1,650円
頁数・縦 518P 15cm
シリーズ名 いざなぎ流祭文と儀礼

商品内容

要旨

高知県旧物部村に伝わる民間信仰・いざなぎ流―。中尾計佐清太夫に密着した、十五年にわたるフィールドワークによって祭文・法文・神楽、そして式王子の儀礼現場を解明した本書は、陰陽道、民俗信仰研究の現在をアップデートする。

目次

序章
第1章 「山の神の祭文」の世界―山のものは山へ、川のものは川へ
断章1 病人祈祷と「天刑星の祭文」
第2章 巫神祭祀考―修行する死者霊たち
断章2 神懸かりする神楽
第3章 神楽・祭文・呪術―「御崎様の祭文」と式王子
第4章 「呪詛の祭文」と取り分け儀礼―「法者」の世界へ
第5章 表のなかに裏あり―「天神の祭文」と天神法
補論1 「いざなぎ流」研究史の総括と展望―二〇〇六年まで
補論2 民俗学はいかに“歴史”を記述するか―小松和彦著『いざなぎ流の研究―歴史のなかのいざなぎ流太夫』を読む

著者紹介

斎藤 英喜 (サイトウ ヒデキ)  
1955年東京生まれ。日本大文学研究科博士課程満期退学。現在佛教大学歴史学部教授。専門は神話・伝承学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)