商品内容
要旨 |
2017年、ネットの世界は二つに分かたれていた。猫を持つ者と持たざる者である。持つ者は、日々その手にある猫を自慢した。SNSには持つ者のアップした猫画像が溢れ、持たざる者はただそれを眺めた。完全なる猫格差社会がそこにはあった。持たざる者は、心の真ん中にぽっかり空いた「猫穴」を抱えて生きるしかなかった。暗く寂しく深い穴である。 |
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目次 |
二〇一七年(猫が足りない |
要旨 |
2017年、ネットの世界は二つに分かたれていた。猫を持つ者と持たざる者である。持つ者は、日々その手にある猫を自慢した。SNSには持つ者のアップした猫画像が溢れ、持たざる者はただそれを眺めた。完全なる猫格差社会がそこにはあった。持たざる者は、心の真ん中にぽっかり空いた「猫穴」を抱えて生きるしかなかった。暗く寂しく深い穴である。 |
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目次 |
二〇一七年(猫が足りない |
0100000000000034027112
4-09-388753-5
ロスねこ日記
北大路公子/著
小学館
0
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BK
おすすめコメント
猫の穴は埋まるのでしょうか? 愛猫・斎藤くんとお別れしてから数年。「猫がいたらなー」と願う日々を送るキミコさんは、原稿がほしい編集者からの提案により、植物を育て始めた。最初に届いたのは、しいたけ栽培キット。猫の穴を埋めるべく育てたものを食べるとは……。ブドウ園のお手伝いに出向き、アイドル(ヒヤシンス)の成長を見守る。植物と過ごした一年を日記形式で綴る、ちょっぴり泣けてすごく笑えるエッセイ集。「STORY BOX」と平行して、文芸サイト「小説丸」でも大人気を博した連載に書き下ろしの1話を加えた、著者として7年ぶりの単行本刊行となります。
出版社・メーカーコメント
猫の穴は埋まるのでしょうか?愛猫・斎藤くんとお別れしてから数年。「猫がいたらなー」と願う日々を送るキミコさんは、原稿がほしい編集者からの提案により、植物を育て始めた。最初に届いたのは、しいたけ栽培キット。猫の穴を埋めるべく育てたものを食べるとは……。ブドウ園のお手伝いに出向き、アイドル(ヒヤシンス)の成長を見守る。植物と過ごした一年を日記形式で綴る、ちょっぴり泣けてすごく笑えるエッセイ集。「STORY BOX」と平行して、文芸サイト「小説丸」でも大人気を博した連載に書き下ろしの1話を加えた、著者として7年ぶりの単行本刊行となります。