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瓦礫から本を生む

河出文庫 ひ13−1

出版社名 河出書房新社
出版年月 2020年2月
ISBNコード 978-4-309-41732-5
4-309-41732-9
税込価格 1,078円
頁数・縦 313P 15cm

商品内容

要旨

東北のちいさな出版社から、日本全国の“被災地”へ―東日本大震災の大混乱のなか、社員わずかふたりの仙台の出版社・荒蝦夷が決意したのは、地元の“声”を編み、全国へ、そして未来へ発信しつづけることだった。「明日の被災者」へむけた、2011年3月から現在へとつづく苦闘の日々の記録。「文庫版エピローグ 2020年」を加えた決定版。

目次

プロローグ―2011年
第1章 被災地の出版社―2012年3月〜
第2章 絶望を力に変える―2013年3月〜
第3章 瓦礫から本を生む―2013年8月〜
第4章 底なしの日々―2014年3月〜
第5章 記録を残し、記憶を継ぐ―2014年9月〜
第6章 “被災”の未来―2015年3月〜
エピローグ―2016年
文庫版エピローグ―2020年

おすすめコメント

東北のちいさな出版社から、日本全国の被災地へーー解散寸前、社員わずか3人の出版社へ届いたのは、作家、書店、そしてたくさんの読者からの激励の声だった。3.11の絶望に立ち向かった感動の記録。

著者紹介

土方 正志 (ヒジカタ マサシ)  
1962年、北海道ニセコ町生まれ。東北学院大学卒。2005年、宮城県仙台市に有限会社荒蝦夷を設立。2019年、仙台市宮城野区に「古本あらえみし」を開店(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)