「母と息子」の日本論
出版社名 | 亜紀書房 |
---|---|
出版年月 | 2020年8月 |
ISBNコード |
978-4-7505-1649-3
(4-7505-1649-X) |
税込価格 | 1,870円 |
頁数・縦 | 250P 19cm |
商品内容
要旨 |
母と息子の甘美で重苦しい関係が日本社会の基層を作っている―男性にとって女性は恐るべき母でしかないとしたら、社会の中での女性への差別もミソジニーも当然かもしれない。西原理恵子『毎日かあさん』、のぶみ『ママがおばけになっちゃった!』、古典ともいえる江藤淳『成熟と喪失』、村上春樹の小説群や、ひきこもり、教育ママ、相模原障害者殺傷事件など、社会で起こる様々な事例を引きながら、母と息子の関係性をものさしとして、日本社会のいまを考える。 |
---|---|
目次 |
第1章 母親業はやめられない―過酷で甘美な母というお仕事 |