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天体観測に魅せられた人たち

出版社名 原書房
出版年月 2021年3月
ISBNコード 978-4-562-05903-4
4-562-05903-6
税込価格 3,080円
頁数・縦 322,2P 20cm

商品内容

要旨

人里離れた山や砂漠にある天文台でサソリやタランチュラと隣り合わせになりながら観測したり、一夜限りの観測が天気に恵まれずキャリアを棒にふることもしばしば。著者は自らの体験や天文学者たちのインタビューから信じられないようなエピソードを集め、危険な冒険を伴った旧時代の天体観測から、重力波証明の瞬間に起こったドラマ、すばる望遠鏡や空飛ぶ望遠鏡SOFIA、そして次世代望遠鏡LSSTまで、目まぐるしく変化する観測天文学の半世紀を追う。Amazonベストブック・オブ・ザ・イヤー2020!

目次

ファーストライト
主焦点
コンドルを見たか?
観測不能時間・六時間/理由・噴火
銃で撃たれた望遠鏡
山は誰のもの?
鳥とハリケーン
空飛ぶ望遠鏡
アルゼンチンの三秒間
テストマス
ToO観測
受信トレイに超新星
未来の観測

出版社・メーカーコメント

高山や砂漠の天文台で、サソリやタランチュラと隣り合わせになりながらもたった一夜限りの天体観測にかける情熱とロマン。世界にわずか5万人という天文学者たちの知られざる世界の今と昔を、気鋭の女性天文学者が明かす。

著者紹介

レヴェック,エミリー (レヴェック,エミリー)   Levesque,Emily
1984年生まれ。ワシントン大学天文学教授。MITで物理学の学士号、ハワイ大学で天文学の博士号を取得。中性子星が赤色超巨星と合体した宇宙で最も不可解な星ソーン・ジトコフ天体の存在を世界で初めて証明したことで注目を集める気鋭の天文学者。2014年アニー・ジャンプ・キャノン賞、2017年スローン・リサーチ・フェローシップ、2019年コットレル・スカラー賞、2020年ニュートン・レイシー・ピアス賞と、女性研究者や若手研究者に贈られる賞を次々に受賞。シアトル在住。2020年TEDの講演で話題を集める
川添 節子 (カワゾエ セツコ)  
翻訳家。慶應義塾大学法学部卒。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)