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花は咲けども噺せども 神様がくれた高座

PHP文芸文庫 た9−1

出版社名 PHP研究所
出版年月 2021年5月
ISBNコード 978-4-569-90124-4
4-569-90124-7
税込価格 858円
頁数・縦 340P 15cm

商品内容

要旨

「立川談志」の落語に魅せられた杉崎は、安定した職を辞め、落語家を目指した。異例ともいえる七年の前座修業の後、なんとか二つ目になり、“山水亭錦之助”を命名されるも、食えない日々が続く。「人生の選択を誤ったな」と嗤う同窓生らを後目に、がむしゃらに高座に上がる錦之助に、末期ガン患者の前での落語の打診があり…。真打ち目指して奮闘する落語家の、笑いと涙の、心に沁みる人情物語。

出版社・メーカーコメント

泣かず飛ばずの落語家・山水亭錦之助の周囲で起こる騒動を、立川流の真打ちを務める著者が自らの経験をもとに描く、笑いと涙の人情物語。

著者紹介

立川 談慶 (タテカワ ダンケイ)  
1965年、長野県上田市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。ワコールに入社。3年間のサラリーマン生活を経て、91年、立川談志の十八番目の弟子として入門。前座名は「立川ワコール」。通常4〜5年とされる前座修業を9年半経験するという、異例の長い期間を経て、2000年、二つ目昇進を機に立川談志に「立川談慶」と命名される。05年、真打に昇進(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)