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インスタグラム 野望の果ての真実

出版社名 ニューズピックス
出版年月 2021年7月
ISBNコード 978-4-910063-18-8
4-910063-18-8
税込価格 2,640円
頁数・縦 461P 19cm

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要旨

ツイッター、フェイスブックとともに3大SNSの一つに数えられる「インスタグラム(Instagram)」。現在の世界での月間ユーザー数はおよそ10億人で、ツイッターの約3億人を上回る。大手ではもっとも勢いのあるSNSと言っていいだろう。2010年開始から10年余、どのような成長の軌跡を描いてきたのか。本書は、インスタグラムの2人の創業者、ケビン・シストロム氏とマイク・クリーガー氏を中心に、起業に至るまでの経緯、話題となったフェイスブックによる買収劇、独自のこだわりと親会社の成長至上主義との葛藤などを克明に叙述するビジネス・ノンフィクション。スマートフォンで撮影した写真を手軽にフィルターで加工して投稿できるインスタグラムは、そのシンプルな美しさも相まって、セレブなど著名人の支持も集めた。2012年に10億ドルで買収された後も、フェイスブックはインスタグラムを飲み込むことなく、独立性を保つことができたが、性格と方向性の異なる2つのSNSの間には複雑な関係性があったようだ。著者はブルームバーグ誌記者。サンフランシスコを拠点にフェイスブック、インスタグラム、ツイッター等の創業者らを取材し、巻頭記事を多数執筆。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2021年8月6日]

商品内容

要旨

「写真の共有」というシンプルなコンセプトで生活、文化、ビジネスに革命を起こしたSNS、インスタグラム。社員数わずか17人だった同社は2012年、前代未聞の10億ドル(1100億円)でフェイスブックに買収される。その後、全世界ユーザー数は10億人(日本国内3300万人)を突破。だがフェイスブックCEOマーク・ザッカーバーグの野心、そして決定的なビジョンのズレにより、その内側は想像を超えたカオスに満ちている。創業者は何を追い、ケタ外れの重圧にどう対峙し、どう「敗北」したのか?われわれが学ぶべき最大の教訓とは?苦難に立ち向かうすべてのビジネスパーソンに贈る、至高のビジネスブック。

目次

プロジェクト・コードネーム
成功の混沌
驚き
天国と地獄のはざまの夏
「さっと動いてどんどん打ち破れ!」
君臨
新たなるセレブの誕生
インスタ映えの追求
スナップチャット問題
共食い
他のフェイクニュース
CEO

著者紹介

フライヤー,サラ (フライヤー,サラ)   Frier,Sarah
ブルームバーグ誌シニア記者。サンフランシスコを拠点にフェイスブック、インスタグラム、ツイッター等の創業者らを取材し、巻頭記事を多数執筆。彼女のフェイスブック取材記事は同社CEOマーク・ザッカーバーグを召喚した米議会公聴会でも引用され、大きな反響を呼んだ。『インスタグラム』は、初の単著ながら英語圏の名だたる報道機関の年間ベストブック賞を受賞し、世界20か国語で刊行が決定している
井口 耕二 (イノクチ コウジ)  
翻訳者。東京大学工学部卒、米国オハイオ州立大学大学院修士課程修了。大手石油会社勤務を経て技術・実務翻訳者として独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)