平沼騏一郎 検事総長、首相からA級戦犯へ
中公新書 2657
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2021年8月 |
ISBNコード |
978-4-12-102657-6
(4-12-102657-8) |
税込価格 | 990円 |
頁数・縦 | 308P 18cm |
商品内容
要旨 |
司法と行政の頂点を極めた唯一の政治家・平沼騏一郎。東大を首席で卒業後、能吏の聞こえ高く、大逆事件を処理し、検事総長、大審院長を歴任。政界進出を目論み右翼団体・国本社を組織する。軍人らの期待を集め、日中戦争下、首相に就任。日米開戦後は重臣、枢密院議長として和平派へ。機会主義と映る行動から右翼に銃撃され、自宅放火にも遭った。天皇崇拝の国家主義者、陰謀家、A級戦犯として断罪され続けた平沼の実像を描く。 |
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目次 |
第1章 苦学、東大首席卒業―国漢学と先端の法学の修養 |
出版社・メーカーコメント
司法と行政の頂点を極めた唯一の政治家・平沼騏一郎。東大を首席で卒業後、司法省に入省。能吏の聞こえ高く、大逆事件を処理し、検察総長、大審院長(現最高裁長官)を歴任。政界進出を目論み右翼団体・国本社を組織する。国家主義者、軍人から期待を集め、日中戦争下、首相に就任。日米開戦後は重臣、枢密院議長として和平派へ。機会主義に映った行動から右翼に刺され、自宅放火にも遭った。本書は、天皇崇拝の国家主義者、陰謀家と断罪され続けた平沼の実像を描く。