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ジョブ型雇用社会とは何か 正社員体制の矛盾と転機

岩波新書 新赤版 1894

出版社名 岩波書店
出版年月 2021年9月
ISBNコード 978-4-00-431894-1
4-00-431894-7
税込価格 1,122円
頁数・縦 293P 18cm

商品内容

要旨

前著『新しい労働社会』で著者が提起した「ジョブ型」という言葉は広く使われるに至ったが、今や似ても似つかぬジョブ型論がはびこっている。ジョブ型とは何か、改めて説明した上で、ジョブ型とメンバーシップ型の対比を用いて、日本の雇用システムの隠された問題点を浮かび上がらせる。著者の分析枠組みの切れ味が冴える!

目次

序章 間違いだらけのジョブ型論
第1章 ジョブ型とメンバーシップ型の基礎の基礎
第2章 入口と出口
第3章 賃金―ヒトの値段、ジョブの値段
第4章 労働時間―残業代と心身の健康のはざま
第5章 メンバーシップの周縁地帯
第6章 社員組合のパラドックス

出版社・メーカーコメント

前著『新しい労働社会』から12年。同書が提示した「ジョブ型」という概念は広く使われるに至ったが、今や似ても似つかぬジョブ型論がはびこっている。ジョブ型とは何であるかを基礎の基礎から解説した上で、ジョブ型とメンバーシップ型の対比を用いて日本の労働問題の各論を考察。隠された真実を明らかにして、この分析枠組の切れ味を示す。

著者紹介

濱口 桂一郎 (ハマグチ ケイイチロウ)  
1958年大阪府生まれ。1983年東京大学法学部卒業、同年労働省に入省。東京大学客員教授、政策研究大学院大学教授を経て、2017年4月より、労働政策研究・研修機構労働政策研究所長。専門は労働法、社会政策。著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)