国民のための「食と農」の授業 ファクツとロジックで考える
出版社名 | 日経BP日本経済新聞出版本部 |
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出版年月 | 2022年3月 |
ISBNコード |
978-4-532-35916-4
(4-532-35916-3) |
税込価格 | 2,970円 |
頁数・縦 | 390P 21cm |
商品内容
要旨 |
東大講義をもとにした総合解説書!食と農にまつわる誤った通念を取り払う。ファクツをもとに、日本農業の実態と可能性をまるごと、正しく伝える。 |
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目次 |
ファクツとロジックで考えよう |
出版社・メーカーコメント
○「農村のほとんどの人は農家だ」「農家は貧しい。だから兼業せざるをえない」「兼業農家がなくなれば食料安全保障は成り立たない」「関税がなくなると農業は壊滅、自給率は低下する」「日本の農業は規模が小さいからアメリカやオーストラリアとは競争できない。だから保護すべきだ」「企業参入が進めば農業は活性化する」――これらは、日本の農業に対する誤った見方であり、すべて間違っています。いったい、どこがどう違うのでしょうか。本書を読めば、日本の食と農についての重要な事実、考え方が身につきます。そして、読み終われば、食料や農業についてのこれまでの見方が一変します。○農水省時代には国際交渉で活躍し、中山間地の農業問題の解消に取り組み、国内外の政策に通じ、スタンダードな経済学をベースに国際的な視野から農業を真に発展させる政策への転換を長年にわたり訴えてきた著者が、政策担当者、研究者としての経験、見聞、観察、知識のすべてを総動員し、だれにもわかりやすく噛み砕いて、日本の食と農の本当の姿を伝える入門書の決定版です。〇農業=食料生産に関わる問題だけでなく、食の流通・消費も含めたフード・システム、食の安全保障・食の安全、持続可能性、国際的な規律、政策の歴史、技術革新を踏まえた展望など、幅広い内容です。「食料安全保障と多面的機能の維持」という農業政策の基本目的に沿った現実の紹介を行い、ポジティブな日本の食と農の未来への展望を示します。