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ジョン・フォード論

出版社名 文藝春秋
出版年月 2022年7月
ISBNコード 978-4-16-391574-6
4-16-391574-5
税込価格 3,410円
頁数・縦 423P 22cm

商品内容

要旨

『監督 小津安二郎』と双璧をなす、蓮實映画批評の金字塔。「古典的な西部劇の巨匠」というレッテルからジョン・フォードを解き放ち、画面そのものを見つめる快楽へとひたすら誘う!

目次

序章 フォードを論じるために
第1章 馬など
第2章 樹木
第3章 そして人間
第4章 「囚われる」ことの自由
第5章 身振りの雄弁 あるいはフォードと「投げる」こと
終章 フォードを論じ終えぬために

出版社・メーカーコメント

「古典的な西部劇の巨匠」というレッテルからジョン・フォードを解き放ち、画面そのものを見つめる快楽へとひたすら誘う――『監督 小津安二郎』と双璧をなす著者集大成。主要監督作の詳細なフィルモグラフィや貴重なスチール写真を多数収録。

著者紹介

蓮實 重彦 (ハスミ シゲヒコ)  
1936(昭和11)年東京生れ。東京大学文学部仏文学科卒業。1985年、映画雑誌「リュミエール」の創刊編集長、1997年から2001年まで第二十六代東京大学総長を務める。文芸批評、映画批評から小説まで執筆活動は多岐にわたる。1977年『反=日本語論』で読売文学賞、1989年『凡庸な芸術家の肖像 マクシム・デュ・カン論』で芸術選奨文部大臣賞、1983年『監督 小津安二郎』(仏訳)で映画書翻訳最高賞、2016年『伯爵夫人』で三島由紀夫賞をそれぞれ受賞。1999年、芸術文化コマンドゥール勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)