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鬼と日本人の歴史

ちくまプリマー新書 422

出版社名 筑摩書房
出版年月 2023年3月
ISBNコード 978-4-480-68447-9
4-480-68447-6
税込価格 902円
頁数・縦 203P 18cm

商品内容

要旨

絵本などで親しまれながら恐怖の対象でもある「鬼」。「鬼」は古代では畏怖の対象だったが、時が経つにつれ、都合の悪いものをたとえたような存在となっていった。その歴史をひもとけば、日本人の心の有様もみえてくる。

目次

第1章 鬼の登場―古代(大陸からの到来
恐れられた忌夜行日
病気をもたらす鬼)
第2章 鬼ヶ島のはじまり―中世(鬼の対処法
鬼の棲み家
地図に描かれた鬼ヶ島)
第3章 退治される鬼―中世(豆まきのはじまり
女性と鬼
鬼退治の物語)
第4章 現実と想像の狭間で―近世・近代(妖怪化する鬼
大衆新聞の娯楽
侵略・差別・迫害)

出版社・メーカーコメント

絵本などでいまでも親しまれている「鬼」。古代では畏怖の対象だったが、次第に都合が悪いものを表す存在となった。その歴史から日本人の心の有様を読みとく。

著者紹介

小山 聡子 (コヤマ サトコ)  
1976年生まれ。98年筑波大学第二学群日本語・日本文化学類卒業。2003年同大学大学院博士課程歴史・人類学研究科修了。博士(学術)。現在、二松学舎大学文学部教授。専門は日本宗教史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)