社会保障のどこが問題か 「勤労の義務」という呪縛
ちくま新書 1821
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2024年10月 |
ISBNコード |
978-4-480-07649-6
(4-480-07649-2) |
税込価格 | 1,012円 |
頁数・縦 | 270P 18cm |
商品内容
要旨 |
病気やケガをしたとき、出産や育児、そして介護が必要になったときの生活を保障する社会保険。働けなくなったときや老後の生活を支える年金制度。毎月の給料から天引きされているものの、いざというとき自分がどの給付を受けられるのかわかりにくく、申請するのもどこか後ろめたい。日本の社会保障はなぜこんなにも使いづらいのか。複雑に分立した制度の歴史から、この国の根底に渦巻く「働かざる者食うべからず」の精神を問い、誰もが等しく保障される社会のしくみを考える。 |
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目次 |
第1章 なぜ働き方によって社会保障が違うのか―労働者と自営業者 |
出版社・メーカーコメント
日本の社会保障はなぜこんなに使いにくいのか。複雑に分立した制度の歴史を辿り、日本社会の根底に渦巻く「働かざる者食うべからず」という倫理観を問いなおす。