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食品サンプルの誕生

ちくま文庫 の14−1

出版社名 筑摩書房
出版年月 2017年7月
ISBNコード 978-4-480-43456-2
4-480-43456-9
税込価格 880円
頁数・縦 236P 図版16P 15cm

商品内容

要旨

どんな田舎にも、どんなにさびれた商店街にも、必ず存在する食品サンプル。「見るメニュー」としてすっかり定着し、スパゲティを絡めたフォークが宙を浮いていても、日本人は不思議には思わない。世界中の誰も発想できなかったこの日本独自のメディアは、いったいいつ、なぜ生まれたのだろうか。その謎に迫った唯一の研究を文庫化。リーディングカンパニー「いわさきグループ」の協力を得て、製造工程もカラー口絵で細かく再現する。

目次

第1章 食品サンプルの誕生(草創期
食品サンプルと百貨店
食品サンプルの成り立ち)
第2章 食品サンプルとは何か(食品サンプルの本質
食品サンプルは何のためにあるのか
日本人と食品サンプル)
第3章 ソウルと上海の食品サンプル(韓国編―オリンピックと食品サンプル
中国編―社会変化と食品サンプル)
第4章 食品サンプルの技術(食品サンプルの技術解説
技術の伝承と改革)

著者紹介

野瀬 泰申 (ノセ ヤスノブ)  
日本経済新聞社特任編集委員、「B‐1グランプリ」主催団体顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)