2020年の恋人たち
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2020年11月 |
ISBNコード |
978-4-12-005279-8
(4-12-005279-6) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 292P 20cm |
商品内容
文学賞情報 |
2021年
第1回
本屋が選ぶ大人の恋愛小説大賞受賞 |
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要旨 |
出会って別れて、また出会って―あと死ぬまでに何度繰り返すのだろう。ワインバーを営んでいた母が、突然の事故死。落ち着く間もなく、店を引き継ぐかどうか、前原葵は選択を迫られる。同棲しているのに会話がない恋人の港、母の店の常連客だった幸村、店を手伝ってもらうことになった松尾、試飲会で知り合った瀬名、そして…。めまぐるしく変化する日常と関係性のなかで、葵の心は揺れ動いていく―。 |
出版社・メーカーコメント
前原葵、34歳。同棲していた恋人に別れを切り出され、今は叔母の家で暮らしている。会社員をしながら、亡くなった母が新国立競技場の近くに開くはずだったワインバーを継ぐことになった。会社に店にと忙しい日々の中で、母と古い知り合いの経営コンサルタント、情報誌の副編集長、近所の小料理屋の店主、会社の上司など、タイプのまったく異なる男たちが、葵の周囲を通りすぎてゆく――。「婦人公論」人気連載、待望の書籍化。