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「むなしさ」の味わい方

岩波新書 新赤版 2002

出版社名 岩波書店
出版年月 2024年1月
ISBNコード 978-4-00-432002-9
4-00-432002-X
税込価格 1,012円
頁数・縦 204P 18cm

商品内容

要旨

自分の人生に意味はあるのか、自分に存在価値はあるのか…。誰にでも訪れる「むなしさ」。便利さや快適さを追求する現代では、その感覚は無駄とされてしまう。しかし、ため息をつきながらも、それを味わうことができれば、心はもっと豊かになるかもしれない。「心の空洞」の正体を探り、それとともにどう生きるかを考える。

目次

序章 「むなしさ」という感覚
第1章 「喪失」を喪失した時代に
第2章 「むなしさ」はどこから―心の発達からみる
第3章 「間」は簡単には埋まらない―幻滅という体験
第4章 「むなしさ」はすまない―白黒思考と「心の沼」
第5章 「むなしさ」を味わう
おわりに―悲しみは言葉にならない

出版社・メーカーコメント

自分の人生に意味はあるのか、自分に存在価値はあるのか…。誰にでも訪れる「むなしさ」。便利さや快適さを追求する現代では、その感覚は無駄とされてしまう。しかし、ため息をつきながらも、それを味わうことができれば、心はもっと豊かになるかもしれない。「心の空洞」の正体を探り、それとともにどう生きるかを考える。

著者紹介

きたやま おさむ (キタヤマ オサム)  
1946年淡路島生まれ。精神分析学を専門とする開業医で、精神科医、臨床心理士、作詞家。九州大学大学院教授などを経て、2021年より白鴎大学学長。1965年、京都府立医科大学在学中にフォーク・クルセダーズ結成に参加し、67年「帰って来たヨッパライ」でデビュー。68年解散後は作詞家として活動。71年「戦争を知らない子供たち」で日本レコード大賞作詞賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)